「みんなと同じにできる」がゴールじゃない
学校というのは、勉強を学ぶところですが
そのほかにも、集団活動を学ぶところでもあります。
集団のなかで誰もが、コミュニケーションのとり方や、集団のつくり方を学んでいきます。
時間割があり、その割り振りに応じて行動することが求められますが
学校の先生の求める通りにできないと、ダメなのでしょうか?
「全員が同じ方法で、同じ時間に物事をこなさければ。」
いいえ、そんなことは決してないはずです。
しかし、発達障害の有無にかかわらず、こと学校のこととなると
自分の子供にそれを求めてしまったり、悩んだりするのも
親心のひとつなのかもしれませんね。
たとえば、鉛筆を持って文字を書くのが苦手なら
違う方法で練習してもいいのかもしれません。
大きな音が苦手なら、イヤーマフや耳栓をあててもいいでしょうし
算数だって、自分が正確に計算できるような方法を覚える方法もあります。
きっと、こどもだって、早く書きたいし、指を使わずに計算したいはず。
でも、そのとき「できない」から、そうしているわけですので
学校でも、ご家庭でも、配慮してあげることが
その子にとって、今後の大きな財産となるかもしれません。
適切な支援が、頑張れるきっかけになることは多くあります。
なにかを学び、できるようになることは、本来楽しいことです。
その楽しさを、周囲の大人が損なわないように、工夫したいところですね。
エミタスでは、子供達が何を大事にしているかを最優先にし
豊かな心を育み、コミュニケーションスキルを高めて
楽しみながら社会性を身につけていける場所を提供しております。
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